IQ49

IT業界の感想

経験など大したものではない

「経験など大したものではない」と思うようになった。 というのも仕事においては50歳のベテランが14歳の中学生に劣る場合があるからだ。 IT業界において、ある程度経験を積んだプログラマであるにも関わらずとんでもないコードを書く例には枚挙に暇がない。
彼らは知らないことが多すぎるのだ。
むやみに経験に頼るべきではない。彼らを反面教師にして彼らのようにならないようにしなければいけない。

彼らの経験は古い

私達をとりまく状況が変化しなかったとしたら、彼らの経験も生きたかもしれない。
残念だが、時代は変化するのだ。
いつまでも昔の経験に頼っていても、過去のものより素晴らしいものを作ることはできない。 私は更に良いものを作りたいので、古い経験を伝えられても邪魔でしかないのだ。

彼らは経験に頼る割合が高すぎる

仕事をする上で解決方法が分からない課題が発生することはままある。 そういう場合は自分で解決方法を調べ、より良い解決を目指すものである。 しかし、経験に頼りすぎると、

  • 「解決できないとあきらめる」
  • 「古いやり方のみで解決しようとし、他の方法に気が付かない」

というふうに効率が悪い手段をとってしまう。

経験が生かされるのは限定的な状況である

経験が必ず生かされるとは限らない。例えばバグの発生理由で、職場固有の限定的な理由で発生するものがあるとする。
それに対しての知識を披露されたところで興味をもちようがない。
例えば「このシステムは特別で○○フラグと○○フラグが別データベースに存在して一致してないとダメなんだよ」と言ったわけの分からない御託を言われたりする。
下手くそが作ったシステムの説明をされても健全なエンジニアの精神をむしばむだけである。
内容も限定的すぎて今後お目にかかれないような場合がほとんどだろう。
あっても役に立つかわからないような経験を詰め込むよりも、 考える時間に当てたほうが建設的である。

最後に

私が40歳になったら20代に技術面でボロ負けしてると思います。残念ながら。
今のうちから覚悟しておくしかないですね。