IQ49

IT業界の感想

#IT業界クソ現場オブザイヤー2017 に思うこと

IT業界クソ現場オブザイヤー2017 というタグがtwitterで流行っているIT業界の悲壮感が漂う見ていておもしいタグだ。話は盛られているのだと思うが世の中にはなんととんでもない会社が多いことだろうか。

共感できた内容

・トイレが混んでいてトイレができない。 これは分かる。特に昼休みに個室トイレが空いていない(個人的意見)。下手にお腹を壊そうものならもうそれだけで仕事にならなくなる。通勤ラッシュ時の品川駅のトイレ並みに混んでる。IT戦士はトイレをする権利もないのかと人間の尊厳が踏みにじられている気分になる。サラリーマンが人間の尊厳を失うことなどかつてあっただろうか。

・月の目標時間にいくまで無意味な労働をする これもわかりすぎる。人売企業で働いていると、客との契約内容によって月◯◯時間提供することとか決まっていて、正月休みがあろうが、病気で休もうが、月の労働時間を満たすように詰められる。さらにクソなのが自社の作業も入れられる場合があるということ。月によっては客先で180時間働いて自社の仕事を内職して30時間働いて計210時間働きましたとかなる。どんだけ効率良くやろうが、客先から要件降りてこなくてやることなかろうが、意味もなくだらだら会社にいなきゃならないのがクソ。客からすると、自社で働いてる社員がこっそり他の会社の仕事してる状態にもなり、人売り企業しか得しない状態。そもそも夜18時以降は疲れててろくに働けないし、帰りが23時とかになった日の翌日は全快時の5割くらいのパフォーマンスしか発揮できていないと思う。

・あふれるクソコード なぜか初心者にいきなりコード書かせますよねこの業界。そしてその初心者よりひどいコードを書き始めるベテラン。コードの良し悪しがわからずゴミをゴミのまま放置するマネージャー。

結局のところ

一番怖いのは人間なのではと。あとマネジメントしかせずにコードも読まない書かない自称エンジニア。自称エンジニアも数が少なければいいが、身の回りで1/4以上、直接会わない更に上の人達を入れると1/3くらいいるんじゃないかと思う。全員でやればもっといろんな事ができるんだろうが、誰も読まないドキュメントを必死に校正したり、ソースコードから一瞬で作れそうな管理コストがかかるだけの謎ドキュメントを作成したりとどうでも良い作業をする非プログラマが多すぎる。こういうのを官僚的というのだろう。受託開発において、コーディングが最も本質的な取り組みである。コーディング以外のことに時間が取られているということは本質的でないことをしているということにほかならない。

とはいえ警備業界、土木業界にはブラック度合いで勝てていないと思う。 警備業界は、国民保険厚生年金未加入、無資格で警備させる、通信費自腹、休日出勤で残業代なし、薄給とブラックオブブラックのイメージ。 土木は国民保険厚生年金未加入、薄給、怪我でつらいイメージ。 ITは初心者でもなんとかなるのが救い。